あなたはもう自由です。

どこにでも行けるし
何でも食べられます‌‌‌‌‌‌
誰とでも暮らせるし
恋をすることだってできます

私の身勝手さを受けて
大切な時間を奪われることもないし‌‌
変な時間に私を起こして
小言を言われることもありません

どこかの国の言い伝えでは
笑って送ってあげないと
新しくなれないそうなので
わたしは奥歯をしっかり噛み締めて
あなたの道が開けるように努めます

次にあなたと会ったときは
右目の涙であなたを迎えたいです