鉄瓶でお湯を沸かそうと瓦斯のつまみをひねってみたが、五徳を置き換えたり、瓶の表面の水滴を拭ってみても全然火が点かない。
と、いう夢を見た朝。

お茶を淹れるときに炭で湯を沸かす。

台所で立ったまま自然樹の紅茶の葉っぱが入った茶壺に沸きたての湯を落として、今年のうちに挑戦するべきだったことを年末のこの時期に思い出させてくれた出来事に苦笑いし、茶葉が開くのを待つ間何が必要のなのか拾ってみる。
まずは炭。料理用とは違って煙たいにおいがあがるようでは使えない。それから室内で使用するときの七輪。大きさや高さがちょっと違うだけで使い勝手に影響する。壁や天井がすすけたりするだろうな。そもそも炭起こしって、そんなに簡単なのか…。

細い枝がほんの少したわんだのが、窓の外に見えた。その上にいた鳥はどんな色だったんだろう。今年の冬は寒そう。